【ファームアンドカンパニーのミッション】

(1)有機農家のエンパワーメント
(2)嬉しい 楽しい 美味しいがつながる食卓の提供


【現在の課題】

現在、有機野菜を含めた多くの農産物が、産業商品化されすぎていると感じます。「命を支える食と農」という大切な側面よりも、価格や見た目や流通しやすさ、味や栄養などの機能面、買いやすさや品揃えなどの利便性など、これらに重きを置いた結果、土壌は疲弊し、農家は衰退・高齢化し、既に産業としても家業として成り立ちにくいものとなっています。
一方消費者は農の現場を知ることなく、気軽にスーパーや直売所やインターネットで購入できるため、畑や大地に宿るエネルギーも、人と自然のつながりも、農家の思いや苦労や喜びも知ることなく、野菜を消費してしまっています。このままでは畑と食卓の溝は埋まらず、食料自給率どころか、農の持つ大切な部分はどんどん忘れられ、衰退してしまうのではないでしょうか。


【実現したい未来】

私たちは内外の多くの協力者と共に、

①生きる力を育んでくれる農業の持つ価値を伝えながら、
②有機農業が生業としても成り立つ仕組み(地産地消コミュニティ)を構築します。

そのために、CSA事業を中心とした4つの事業を行い、5年後のコミュニティ参加人数を24000人にします。

1.CSA(Community Supported Agriculture )事業※

2.アンテナショップ(八百屋)事業

3.畑を伝えるレストラン事業

4.業務用出荷事業


※CSA・・・地域が地域の農業を支える産消提携の活動。産地から直接農産物を買い支えることで地域が農業を支え、また農業は地域の食を支える。
日本の兵庫県などで約40年前に発祥し、近年アメリカやフランスで発展。アメリカでは現在、日本の提携活動をモデルに、12000以上のCSAコミュニティが存在する。


【事業を通じてこんなことを実現します!】

①有機農業の活性化
・一次産業を支え、私達の命を育む農業を支え、それらを活性化すること。
・命の源である「食べ物」を生産している小規模家族農家を支えること。
・将来にわたって継続していけるよう、新規就農者を育成し、販路を開拓し、将来の世代交代に備えること。

②「畑や作り手」と「食卓や食べる人」との橋渡し
・地域の人々に農業と大地の持つエネルギー、そして有機農業の価値を伝えること。
・畑と食卓をつなぎ、どこで誰がどんな思いでこの野菜をつくったのかを伝えること。 


また、食べる人の声を作り手に届けること。

③地域農業の課題解決
・地域が地域の農業を支え、農業が地域を支えるモデルとなり得る事業を創り上げること。
・県外の他地域とも連携し、同じ課題に直面する全国の地域農業活動を活性化すること。

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